熊本県に新たな野球場が整備される計画について、熊本県は3月13日に候補地の募集に向けて、球場のイメージを示した。駅や街中に近い場所を条件とし、収容人数は2万人以上、屋内練習場などの整備も求めたいとしている。
移転再整備の移転先の公募条件示す
熊本県は、老朽化が進む藤崎台県営野球場について、2025年9月に移転再整備とする方針を発表。木村知事は今議会で、整備着手を計画より前倒しする方針を示し、県は3月13日の常任委員会で移転候補地の募集に向け球場のイメージを発表した。

新野球場の規模については両翼100メートル以上で、人工芝とし収容人数は2万人以上。屋内練習場を整備しランニングコースや1000台規模の駐車場も設けることなどとしている。公募の対象は県内の市町村で、『駅近・街中』であることを立地の条件と説明した。
条件の収容人数や駐車場の数は妥当?
髙木健次委員は「プロ野球(NPB)が興行するには3万人以上(の収容力が)ないと採算が取れない、興行にならないと聞く。大は小を兼ねるので、これから球場を造るなら3万人規模を想定すべきではないか」と質問。

熊本県スポーツ交流企画課の松尾亮爾課長は「野球関係者や開発事業者にヒアリング調査を昨年度から今年度にかけて行った中で、本県は(NPBの)プロ野球チームがない。そういう中では、2万人程度が適当だとの意見が大半だった。2万人規模を想定しながらも将来的に拡張できる仕様は獲得しておく必要はある」と述べた。

また駐車場については周辺の渋滞を懸念する声が上がり「3000台以上を確保すべき」といった意見の一方で、『駅近・街中』という条件から広島の球場を例に出し「あえて駐車場を設けない球場もある」といった意見も出された。

県は、球場の規模などについては、あくまでイメージと説明した上で、「まずは候補地を選定しその後、自治体との協議を進め判断したい」と述べた。
2026年秋ごろには移転先を決定へ
候補地については3月中に公募を始め、学識経験者などで構成する審査会で審査したのち2026年秋ごろまでに移転先を決定したいとしている。

新たな野球場の整備については菊陽町が誘致に意欲を示しているほか、熊本市も、市民のニーズや適した土地があるかなどの調査を行う方針だ。
(テレビ熊本)
