東日本大震災の発生から11日で15年です。
この震災では2025年、新たに岩手・山田町に住んでいた当時6歳の女の子の身元が判明して、死者は1万5901人になり、今もなお2519人の行方がわかっていません。
宮城・石巻南浜津波復興祈念公園から仙台放送・堤勇高アナウンサーが中継でお伝えします。
被災した自治体の中で、石巻市は震源地から最も近く、死者、行方不明者の数も最多となっています。
公園内にある慰霊碑には、石巻市内で犠牲となった3705人の名前が刻まれています。
11日は平日ですが朝から多くの人が訪れ、祈りを捧げています。
母親と息子を亡くした人は「悲しみはずっと癒えないけど、頑張って生きていかなきゃいけないとずっとこの15年思っていた」と話します。
復興祈念公園がある南浜地区には2011年3月11日、揺れが起きてから58分後に津波が襲い、街をのみ込みました。
かつて南浜には住宅が立ち並び、5000人ほどが暮らしていました。
しかし、地区の住民の1割にあたる500人以上が犠牲となっています。
当時この場所で6歳の娘を亡くされたお母さんは、「この15年は言葉では言い表せないけど、15年間、娘と会えない日が続いただけです」と話しています。
15年というと「節目」との言葉が多く使われますが、大切な人を失った悲しみに「節目」はないと感じます。