中東情勢が緊迫化するなか、小麦が1年9か月ぶりの高値をつけました。
アメリカ・シカゴの商品取引所で、9日、小麦の先物価格が、一時、2024年6月以来の高い水準をつけました。
アメリカの天候不良で、収穫量が減る懸念が強まっているうえに、ホルムズ海峡封鎖による混乱で原油や肥料価格が高騰し、小麦の輸送や生産コストが膨らむとの見方が広がっています。
小麦はパンや麺の原料になりますが、製粉業界の関係者は、「長期化すれば、政府売り渡し価格が上昇し、値上げせざるを得なくなる可能性もある」と話していて、状況を注視する姿勢を示しています。