笠岡市の旅行業「井笠観光」が、2月26日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任したことが民間の信用調査会社の調べでわかりました。
東京商工リサーチ福山支店(広島)の発表によりますと、同社は2004年設立で、2012年に破産開始決定を受けた井笠鉄道から2007年に事業を譲り受け、旅行業を行っていました。
◆笠岡・井原・福山で旅行センター運営
市内にある小学校の修学旅行を一手に引き受けるなどの知名度があり、2008年3月期には売上高5億4800万円を計上していました。
しかし、その後は少子化や地区の景気低迷等により、売上高は後退、2024年3月期は売上高1億5000万円にまで低下していたということです。
多額の債務が資金繰りをひっ迫させ、業況改善の見込みも薄く、破産を決断したということです。同社のホームページによりますと、笠岡市のほか、井原市と福山市で旅行センターを運営していたということです。
負債額は約1億4000万円とみられています。