3月3日は、桃の節句です。家庭で大切にされてきた「おひなさま」をまちのあんなところやこんなところに飾るイベントが備前市で始まりました。

(佐藤理子アナウンサー)
「宇佐八幡宮にある石段には300体のひな人形が飾られています。とても華やかで圧巻です。よく見ると衣装や顔つきが1体1体違います」

飾られているのは、岡山県の内外から寄付された「おひなさま」。昭和中期から平成にかけて作られたものが多く、中には十二単が色あせても、きれいな姿をしたままの「おひなさま」も。長年、大切にされてきたのが分かります。

(子供たちは…)
「うれしかった」
「きれいだった」
「おひなさまの冠が大きくて 素敵だなと思った」
(訪れた人は…)
「色々な表情で面白い」

備前市片上地区で始まった「備前片上ひなめぐり」。JR西片上駅近くの商店街を中心に約80カ所で7000体以上の「おひなさま」が展示されています。

(佐藤理子アナウンサー)
「室外機の上にもひな人形がいる。まるまるとしていてかわいらしい。屋根の上にも飾られている。こうして歩いているだけでこんなところにひな人形がと発見があるので宝探しをしているようでとてもワクワクする」

普段はシャッターが下りた店舗も多い商店街。この時期は「おひなさま」を飾り活気にあふれます。江戸時代に作られた貴重な「おひなさま」も展示していて、訪れた人は写真を撮るなどして、特別な時間を楽しんでいました。

(訪れた人は…)
「初節句なので おひなさまを見に来ようと思って来た。色々なものに興味がある感じで来て良かった」
「きれい」
「わが家に(ひな人形が)あるが飾らなくなった」
「御殿、見たことがなかった。一番印象的」

また商店街近くの市民センターには、地元出身のあの人を応援するため、こんなひな壇を準備された「おひなさま」も。

(佐藤理子アナウンサー)
「備前市出身の山本由伸投手を応援するひな人形がお目見えしました」

山本投手が所属するメジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースをイメージした青。地元の小学生が青のひな壇に約140体の「おひなさま」を飾りました。

20年以上前、商店街に店を出していた「女将さん」さんが、空き店舗がさみしいと「おひなさま」を飾ったことがきっかけとなったこのイベント。今は、町内会の有志が中心となって、「おひなさま」の管理や展示を続けています。

(備前片上ひなめぐり実行委員会 宇治橋雅子代表)
「毎年かわいい人形にあえるのがうれしくて、楽しんで飾っている。片上に来て良かったまた来たいと言ってもらえるようになってほしい」

家庭で子供の成長を見守ってきた「おひなさま」が役目を終え、次は地域を見守っています。

「備前片上ひなめぐり」は、3月2日まで行われ、2月28日、3月1日は、「おひなさま」が約70メートル展示される「おひなの花道」が注目だということです。また最大で36の飲食ブースが出展し、ステージイベントも予定されています。。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。