列島に再び春の陽気。
早咲きの桜、カワヅザクラも各地で見ごろを迎え、3月3日に迫ったひな祭りのイベントが続々と始まっています。

石段にズラリと並ぶ300体のひな人形。

ここは岡山・備前市。
27日からひな祭りのイベントが始まりました。

園児たちも石段に座りひな人形たちと記念写真です。

園児は「おひなさまの王冠が大きくてすてきだなって思った」と話しました。

中には、備前市出身の山本由伸投手を応援するため、ドジャーブルーの毛せんが敷かれる演出も。

一方、みちのく、仙台市の台所と呼ばれる「仙台市中央卸売市場」に並んでいたのは大粒のハマグリ。

3月3日のひな祭りに合わせて、海鮮ちらし寿司とハマグリの吸い物が市場関係者に振る舞われました。

貝が対になって重なり合うことから夫婦円満や、良縁を願う縁起物として長く親しまれるハマグリ。
ひな祭りに欠かせない食材となっています。

北海道・札幌市では、ひと足早く園児たちがひな祭り体験。

テーブルに並ぶ色とりどりのティアラや衣装。
好きな色を選んで着飾っていきます。

園児は「かわいくて七五三撮ってないので、着物着るのが初めてだからワクワクする」「ねぇこれかわいい~」などと話しました。

おひな様やお内裏様の衣装を身に着けた子供たちが歩く階段は、国の重要文化財・北海道庁旧本庁舎、通称「赤れんが庁舎」。

エントランスホールの赤じゅうたんの階段をひな壇に見立て、“なりきり”ひな祭り体験です。

園児たちの先生:
着替えるまではすごい楽しそうだったんですけど、着替えてここに来たらすごいガチガチに。今やっと緊張解けたかなと。

上着いらずの暖かさとなった静岡市では、菜の花にミツバチがとまる様子や早咲きのカワヅザクラも見ごろとなっていました。

最高気温16.3度だった高知市でも、川沿いの一角をピンクに染めるカワヅザクラが辺りを彩っています。

ソメイヨシノなど他の品種と比べ、色が濃く花が大きいことが特徴です。

高知・四万十市の河川敷で見られるのが、一面に広がる1000万本の菜の花。
四万十川に架かるシンボル・赤鉄橋のそばで風に揺られる菜の花は今が見ごろです。

訪れた人は「毎年すごく楽しみにしていて、今年もきれいに咲きそろってきたのでよかった」と話しました。

東京都心にも春の陽気が戻ってきました。

26日より5度高い16.8度まで気温が上昇。
上野公園には多くの人たちがいました。

お目当ては鍋とおでんのグルメイベント「ふるさと東京応援祭 ご当地グルメ あったか鍋 VS 旨だしおでん in 上野2026」。

黒はんぺんなど、静岡名物のおでんを販売している店は「暖かいです。先週金曜日よりも結構(人が)いらっしゃる。あんまり暑すぎるとおでん自体があんまり売れなくて…」とこの春の陽気に心配気味。

しかし、「おでん食べたら一層暑くなってきて(上着を)脱いじゃいました」「暑い日におでんってどうかと思ったが、おいしいものはどんな天気でもおいしい」などと話す人もいました。

千葉・勝浦市で27日から展示されたのは、神社へ続く60段の石段に飾られたひな人形」。

多くの人たちが、ひと足早い春の訪れを満喫する様子が見られました。

28日は27日よりも気温が上がり、東京都心は4月中旬並みの最高気温20度予想。

急激な気温の上昇による体調の変化に注意が必要です。