岩手・大船渡市の山林火災で亡くなった90歳の男性の遺族が、2月26日朝、墓参りをして「心の穴は埋まらない」とやり切れない思いを語りました。
大船渡市三陸町綾里にある墓地に山林火災で亡くなった柴田吉郎さん(当時90)の墓があります。
26日は吉郎さんの長男の修幸さんと長女の松川悦子さんが訪れ、花を手向けて手を合わせていました。
吉郎さんの長女 松川悦子さん
「やっと1年なったな。早いこと」
吉郎さんは1年前、綾里にある自宅から避難している途中、火災に巻き込まれて亡くなりました。
1年が経っても2人はやり切れない思いを抱えていると言います。
吉郎さんの長男 修幸さん
「やっぱりずっと頭に残っているのは助けられなかったこと。それだけ」
吉郎さんの長女 松川悦子さん
「この(心の)穴は埋まらないと思う。ちょっとすぼまっただけで」
2026年に入ってからも全国各地で山林火災が起きていることについて、2人は「近隣で声を掛け合ったりして気をつけてほしい」と願っていました。