2月24日でオープンからちょうど1年を迎えたあなぶきアリーナ香川について、オープン元年の歩みを振り返りながら2年目を展望します。

〇バレンタインプロジェクションマッピング

2月のバレンタインデーに合わせて3日間行われたプロジェクションマッピング。アリーナの美しい曲線を華麗な光が彩り、約3万6000人が訪れました。

(香川県 池田豊人知事)
「香川県立アリーナ、開館いたします」

ちょうど1年前の2月24日にオープンしたあなぶきアリーナ香川。最大収容人数1万人のメインアリーナを備える中四国最大級の施設として華々しく船出しました。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「開館当初は中四国最大級のアリーナということで目に見えないプレッシャーもあったが、1周年を無事に大きな事故なく迎えられて安どしている」

そう胸をなでおろすのはアリーナの館長、蔵下泰豊さん。オープンから1年の歩みを最も間近で見てきた1人です。

アリーナのこけら落とし公演は国民的バンド、サザンオールスターズのライブ。その後、5月には若者から絶大な支持を得ている東京ガールズコレクション、「TGC」が行われ、アリーナは観客で埋め尽くされました。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「帰る時に客が「良かったね」などと、うれしそうに満足して帰る笑顔が見られた時にやりがいを感じた」

アリーナ自体を集客装置として生かす取り組みも進んでいます。

その独特な形状を利用したプロジェクションマッピングはこれまでに3回実施。大きな経済波及効果をもたらしました。2025年12月には初めてクリスマスマーケットが行われ、アリーナ周辺は北欧さながらの幻想的な雰囲気に包まれました。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「この場所にアリーナができたことで、周辺エリアの皆さんと一緒に、アリーナをフックにまちを盛り上げていこうという新たなコミュニティー、連携が有機的に動き出した」

アリーナのオープンに合わせて周辺の道路は歩行者天国化されたり歩道を広げたりして歩きやすい環境が整備されました。近くには徳島文理大学がさぬき市から移転。高級ホテルのマンダリンオリエンタル瀬戸内が今後オープンするなど、アリーナ周辺はにぎわいの新たな拠点として盛り上がりを見せています。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「このアリーナをフックに、もっとにぎわいを限定されたエリアだけではなくてもっと広く、香川県、四国、岡山も含めて経済効果などの良い影響を広げていく」

蔵下館長の言うにぎわいを広げる方策も動き出しています。2月1日からはJR高松駅と中心部の商店街を結ぶ直行バスの社会実験が始まりました。

(香川県 池田豊人知事)
「アリーナに来た人が商店街の食事や買い物も楽しんでもらえる。互いの相乗効果を高めるために大いに活躍してほしい」

3月には初開催のかがわマラソンでスタート・フィニッシュの舞台となるアリーナ。ライブではB‘zやミスターチルドレン、ドリームズ・カム・トゥルーなど数々のビッグアーティストのステージが予定されています。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「まさしく2年目は真価が問われる。開催されるイベントの頻度や内容はもちろん、我々のサービス品質も問われてくる」

オープン元年は順調な滑り出しとなったあなぶきアリーナ香川。真価が問われる2年目へさらなる飛躍に期待がかかります。

(あなぶきアリーナ香川 蔵下泰豊館長)
「来た人に香川県に来て良かった、四国に来て良かったと思ってもらえる、おもてなしの精神で運営していく必要がある。それが結果的に、香川県民のシビックプライド(都市への誇り)の醸成につながればいいなというビジョンを持って運営したい」

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。