「睡眠が得意」と自負する人が多い都道府県ランキング(ココロの体力測定2023)で、徳島県に次いで福島県が全国2位という結果がある。しかし、睡眠不足が健康リスクにつながることも指摘されている。適切な睡眠時間は?良質な睡眠のポイントになるのが“光”?季節による睡眠の変化など福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士が紹介する。

■睡眠時間の少なさがもたらす健康リスク
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド」によると、睡眠時間の不足は重大な健康リスクを招くことが分かっている。日本の男性労働者2282人を14年間追跡調査した結果、1日の睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上8時間未満の人と比較して、心筋梗塞や狭心症などの発症リスクが4.95倍にも上昇することが判明した。
「私は6時間未満」と斎藤さん。「お年頃ですし、ほんとに気をつけなければいけないなと思いますね。ちょっと血糖値なんかも高いので」と話した。
厚生労働省が推奨する適正な睡眠時間は、成人の場合6時間から8時間とされている。子どもの成長にとって睡眠は特に重要で、小学生は9時間から12時間の睡眠が必要とされる。

■良質な睡眠のカギは「光」
良質な睡眠を得るために重要なのは「光」だという。「昼に光を浴びてください」と斎藤さんは説明する。これは日中に日光を浴びることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が促されるためだ。一方で、就寝前のスマートフォン使用は避けるべきだとの指摘もある。
また睡眠時間の長さについて、季節で変化がみられるという。実際に、「睡眠ランキング」アプリの2022年1月から6月のデータによると、月別の平均睡眠時間は以下のように推移している:
- 1月:6時間13分
- 2月:6時間14分
- 3月:6時間11分
- 4月:6時間5分
- 5月:5時間57分
- 6月:5時間48分

「冬は睡眠時間が長いが、日が長くなるにつれて睡眠時間は短くなる」と厚労省も指摘する。「これから日の時間が長くなるので、睡眠時間きちんと取って生活をしていただきたい」と齋藤さんはいう。
睡眠の質と時間を意識することは、健康維持に不可欠な要素だ。「寝るのが得意」と自負する人もそうでない人も、生活習慣を見直すことで、より健やかな毎日を送ることができるだろう。

※この記事は、2026年2月18日放送の福島テレビ・テレポートプラス内の天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事です。

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