静岡県内でも本格的な飛散が始まったスギ花粉。発生量は過去10年で最も多くなると予想されている中、症状を抑えるためにいまからできる対策を医師に聞きました。

高本圭市 記者:
ぽかぽか陽気が続いている県内ですが、スギ花粉の飛散量が増えていて、目のかゆみなど症状が出始めています

2月15日からスギ花粉の本格的な飛散が始まった県内。

18日、静岡市葵区で飛散した花粉の数は今シーズン最多となる1平方センチあたり139.5個で、極めて強い症状が出るとされる“100”を超えました。

20代女性(花粉症歴10年):
(Q.いつ頃から発症?)きょう(18日)です。鼻水とくしゃみがすごい

20代女性(花粉症歴10年):
去年の12月ぐらいから(症状が出た)。今年早くて、ちょっと強い

50代男性(花粉症歴50年):
(今年は)早い。大体いつも遅く来るが。ヒノキ(花粉)もあるのでゴールデンウィーク明けぐらいまでずっとこんな感じ

県の調査では今シーズンのスギ花粉の発生量は平年の1.9倍。

過去10年で最も多くなる見通しです。

年明けから花粉症の症状を訴える患者が増えてきているという東静岡耳鼻科。

加藤院長は、2026年は例年とは異なる“特徴”があると話します。

東静岡耳鼻科・加藤高志 院長:
今シーズンは花粉が先週からやや多い。今週になってちょっと多いというところまでぐっと上がっている。飛散を感じてから(症状が)強くなるまでの時間が短い印象がある

10年ほど花粉症に悩まされているというこちらの女性は、お腹の赤ちゃんのことを考え、医療機関の受診を決めたといいます。

妊婦でも飲める漢方薬を処方してもらいました。

30代女性(花粉症歴10年):
ひどく感じるのは1~2週間前から。“病院に行かなければ”くらいの症状が出てきた。くしゃみと鼻水がひどいときは結構ひどいので

加藤院長は症状を悪化させないため、発症する前から薬を服用する初期療法を勧めています。

東静岡耳鼻科・加藤高志 院長:
実際には2月に入ってから少しでも花粉きたと思った時(薬の服用を)スタートする方が楽という話を(患者に)している

また、今すぐにできる手洗いやうがいなど基本的なセルフケアの実践も呼びかけます。

東静岡耳鼻科・加藤高志 院長:
外に出かけるときには、帽子・眼鏡・マスク・ツルツルした洋服で出かけて、家に帰る前に洋服を払って花粉を部屋の中に持ち込まない

そして、気になるのは今後の飛散量。

小塚気象予報士に聞きました。

小塚恵理子 気象予報士:
まず気を付けたいのがあす(2月21日)からの3連休。気温が高くなる予想が出ています。来週に入ると曇りや雨でぐずつくタイミングがあるのですが、そのあとの晴れのタイミング、ちょうど3月に入る頃に爆発的に数が増えるのでは

スギ花粉のピークは例年通りの3月上旬となる見通し。

“爆発的な飛散”の前に対策を進めることが重要です。

テレビ静岡
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