医師や看護師不足が深刻な問題となっている岡山県北で、持続可能な医療体制を確保するため、3つの医療機関が連携し、「地域医療連携推進法人」の認定を目指していることが分かりました。
地域医療連携推進法人の認定を目指しているのは津山市川崎の石川病院、美咲町の柵原病院、津山市河辺の布上内科医院をそれぞれ運営する3つの医療法人です。
2月19日夜に開かれた「津山・英田地域医療構想調整会議」で岡山県などに説明されました。
地域医療連携推進法人制度は、都道府県知事から認定を受けると病院や診療所が合併することなく、それぞれの法人のまま医師や看護師の相互派遣や医療機器の共同導入などができるものです。3つの医療機関は足りない部分を補いながら、質の高い医療を効率よく提供できる体制を確保するとしています。
会議では地域医療の維持につながるとして一定の理解が示される一方、連携の目的などを他の医療機関にも丁寧に説明するよう求める意見が出ました。
(石川病院 石川久院長)
「今、医療法人は経営的に厳しくなっている。全国の小病院では7割が赤字という状況。探り探りだが取り組んでいきたい。そして地域の理解を上げていこうという段階」
3つの医療機関は今後、協議を進め、制度活用に向けた準備を本格化させる方針で、新年度の認定を目指すとしています。