ミラノ・コルティナ五輪で日本時間19日夜、ノルディック複合団体スプリントが行われました。長野県白馬村出身の渡部暁斗選手(37)と木島平村出身の山本涼太選手(28)の日本チームは6位入賞を果たしました。
6大会連続五輪出場の渡部選手は今季限りでの引退を表明しています。
前半のジャンプでは119メートルを飛び、125.5メートルの山本選手との合計で日本はトップと21秒差の3位に付けました。
後半のクロスカントリーは1.5キロのコースを10周し、2人の選手が5周ずつ滑ります。雪が降りしきる中、レースはスローペースの混戦となりました。ゼッケン3番の渡部選手は先頭集団に食らいつきます。
渡部選手のふるさと白馬村のパブリックビューイング会場でも大声援が送られましたが…
8周目、山本選手が、前にいたドイツ選手の転倒に巻き込まれます。
日本は6位でフィニッシュ。渡部選手の五輪で最後の戦いが終わりました。
渡部暁斗選手:
「最後の花びらの1枚が散っていくまで皆さんに見ていただけたと思います。この先を行く若い選手たちの何か道しるべみたいなものになってくれたら」
渡部選手は、2014年ソチ五輪と2018年平昌五輪では個人ノーマルヒルで銀メダル。2022年北京五輪では個人ラージヒルと複合団体で銅メダルを獲得。日本のノルディック複合をけん引し続けました。