中華圏の旧正月にあたる「春節」の連休が2月15日から始まりました。例年、長野県内にも多くの中国人観光客が訪れますが、今年は高市総理の台湾有事をめぐる発言の影響もあり、異変が起きているようです。

2月19日も多くの観光客が訪れていた軽井沢町の旧軽銀座通り。

外国人観光客の姿が目立ちました。

タイから:
「スキーをする。有名なレストランにも行く予定」

台湾から:
「東京からツアーでショッピングする」

しかし―。

(記者リポート)
「例年、多くの中国人が春節の連休を利用して訪れますが、ことしは大幅に減少しているということです」

「春節」に伴う連休は今年も2月15日から始まりました。

軽井沢町は、2023年の中国からの延べ宿泊者数が1万3474人泊と県内市町村で最多で、毎年、春節の時期には多くの観光客が訪れています。

しかし、2025年11月の高市総理の「台湾有事」をめぐる発言をきっかけに、中国政府は国民に日本への渡航自粛を要請。

すると、1月の中国からの訪日客は2025年の同じ月と比べ60.7%も減少しました。

軽井沢でも特に団体客が減っていて影響を感じていると言います。

漬物あいき・小須田春二郎さん:
「今年は特に少ない。10分の1ぐらいしか来ていない。かなり減っている」

こんな声も―。

Paomu・菱田早苗さん:
「(中国から直接ではなく別の国を経由?)そういう方もいるみたい、韓国経由とか。あんまり『中国(から)』と言いたくなさそう。中国の人は日本大好きだけど、政府があんなことになっているので」

宿泊施設では―。

ホテル音羽ノ森・鈴木健夫代表:
「予約の入るスピードが遅かったんですよね」

こちらのホテルはインバウンドの宿泊客の3割程度が中国から。

個人客が中心のため、大きな影響は出ていませんが、日中関係の先行きは不透明で、中国に頼らない誘客策も必要だと考えています。

ホテル音羽ノ森・鈴木健夫代表:
「台湾とかシンガポールとかにプロモーションを強めにしたり、今後の対策としては、幅広く目を向けて一つのところに頼らないようにしなきゃいけない世の中になってくるでしょうね」

長野放送
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