白山市内にある工場の地下水から発がん性が指摘されている有機フッ素化合物、PFASが検出された問題で周辺住民に対する説明会が18日開かれました。

この問題は白山市湊町にある化学メーカー、DIC北陸工場の敷地内にある地下水から国の指針値の約2000倍にあたる99600ナノグラムの有機フッ素化合物「PFAS」の一種が検出されたものです。

PFASをめぐっては、沖縄の在日アメリカ軍基地周辺でたびたび高濃度の流出が確認されるなど全国で深刻な問題となっています。環境省によりますとPFASとは、炭素とフッ素からなる化学物質の総称で、界面活性剤や表面処理剤など幅広い用途で使用されていますが、一部の物質は発がん性が指摘されるなど現在は製造や輸入が禁止されています。

記者リポート:「PFASが検出された白山市湊町の住民説明会に続々と住民が会場に入っていきます」

昨夜は、工場の周辺で生活する住民に対する説明会が、非公開で開かれました。参加した住民などによると、工場長や本社の社員などが地元住民約40人を前に地下水の調査結果や工場周辺にある井戸水の調査方法などを説明しました。

女性住民:「大丈夫なのか大丈夫じゃないのか分からない。不安が拭えない部分はあります。DICの対策を検討しているということで、期待したい。」

男性住民:「水を調査するため、何回も再検査している。早く(調査)してほしい。」

白山市の職員:「土壌を心配する声や健康面で心配されていた。対応できるところは検討していかないといけない」

住民説明会は、今月22日まで行われる予定で、市は県と連携して、工場周辺500メートルの範囲で水質検査をすると共に井戸水を飲まないよう呼びかけています。

石川テレビ
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