価格が高騰している金。今、その金をターゲットとした悪質行為が問題となっている。
偽広告“17万4274円の金貨がタイムセールで1万5000円”
SNS上で流れてきた動画のリンク。タップすると、偽サイトにつながった。金取引の大手企業をかたった偽広告だ。
偽広告は、金取引大手の田中貴金属をかたり、金貨の販売キャンペーンを行っているというもの。偽広告の動画内にあるリンクをクリックさせることで、さらに偽の販売サイトへと誘導する仕組みになっていた。
偽サイト上では、通常価格17万4274円の金貨がタイムセールにより1万5000円で購入できると書かれていた。さらに、購入を催促する目的なのか、ページ上部にはキャンペーン終了までのカウントダウンが表示されていた。
間違った企業名に不自然なフォント…
田中貴金属をかたる偽広告は他にもある。
偽広告の動画を見てみると、「田中貴金属」をかたる偽広告のはずが、「田中カケ金属」と企業名を間違えたり、背景に書いてある文字が不自然なフォントになっていたりと違和感がある。
この偽広告について、元警察庁サイバー捜査課長の棚瀬誠さんは、「AIで加工された動画は口元に若干の違和感があったり、企業の名前の漢字が、中国語のフォントが混ざっているとか、よく見ると気づくところはある」と指摘する。

田中貴金属はこのような偽広告について把握していて、ホームページ上で「これらの広告は、当社および当社グループが発信したものではございません」と注意を呼びかけている。今後、必要に応じて弁護士への相談を検討しているという。
(「イット!」2月18日放送より)
