1月、普天間基地近くのマンホールから白い泡が噴き出した問題で、宜野湾市が下水を調べた結果有機フッ素化合物・PFASの値が国の暫定指針値を下回ったことがわかりました。
1月29日、普天間基地からの排水が流れ込む宜野湾市伊佐のマンホールから白い泡が噴き出しました。
市がマンホール内の下水を採取し専門機関で調べたところ有機フッ素化合物のPFOSとPFOAを合わせた値は6ナノグラムと国の暫定指針値を下回りました。
一方、市民団体が噴き出した泡を採取し専門家に分析を依頼した結果は268ナノグラムのPFASが検出されこれは国の暫定指針値の5倍の値です。
市民団体からの依頼で分析を行った京都府立大学の原田浩二教授は宜野湾市の調査結果との違いについて次のように説明します。
京都府立大学 原田浩二教授:
確かに同じ下水路、排水路ではあるんですが、そこに流れ込むものが変化すると。そうすると、違うサンプルになってると言えるだろうと考えております
そのうえで原田教授は住民の健康被害に繋がらないよう市は対策を講じるべきだと指摘します。
京都府立大学 原田浩二教授:
この排水の問題だけではなくて、宜野湾市各所でPFASが検出されていると、そういった問題もありますので将来的な問題になっていかないように、今より悪くならないようにうまく管理する、リスク管理とか、そういった視点も含めて対応する必要がある
PFAS汚染の解決を訴えて活動する宜野湾ちゅら水会は19日、市に対し調査のため基地内への立ち入りを申請するよう申し入れるとしています。