2021年、東京都立大学に入学直後の宮崎市出身の女子大学生が、新入生歓迎イベントに参加中に自転車事故で死亡しました。
宮崎地裁では、両親が大学側に損害賠償を求める裁判が開かれました。

(母親)
「10代の子が亡くなるというのは本当に悲しいことだと思うんですよね。こういったことを再発防止につなげたい」

この裁判は、宮崎市に住む両親が、娘が事故で死亡したのは、大学が安全を確保する義務を怠ったためで、事故は防ぐことができたとして、大学側に対し、約2340万円の損害賠償を求めているものです。

訴状などによりますと、事故は、2021年4月、東京都立大学の自転車部が主催した新入生歓迎イベントの最中に発生しました。

宮崎市出身の女性は大学からキャンプ場へロードバイクで向かう途中、カーブを曲がりきれずに対向車線側の街灯などに衝突し2日後に死亡しました。

18日の第1回口頭弁論で、原告側は、この事故の2年前の新入生歓迎イベントでも同じ場所で同様の事故が起き、女子大学生が大けがをしていたと指摘。大学が事故の原因究明や情報共有などを行っていれば娘の事故は防げたはずだと主張しました。

一方、大学側は「法的な責任はない」として棄却を求めています。

18日の裁判終了後両親が会見を開きました。

(母親)
「いろいろなことに挑戦したいということで東京に行って、いろいろなことを将来やりたいう風に思って自分の道を進もうとしているように親の方から見えました」

(父親)
「なぜ防げたはずの事故が防げなかったのか、そして娘の事故を教訓に二度とこのようなことが起きないために何をすべきなのかを明らかにしていきたいと思います」

次回の裁判は4月8日に開かれます。

テレビ宮崎
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