かつて鯖江市を拠点としていた旧日本陸軍の歩兵36連隊。その兵士たちに人気だったといわれるのがカレーライスです。戦後80年の去年、鯖江市内の喫茶店がこのカレーを復活させました。どのような味なのか、取材しました。

鯖江市河和田地区のうるしの里会館の中にある喫茶店「喫茶椀椀」で去年12月から提供されているのが「さばえ聯隊(れんたい)カレエ」です。
  
今から約130年前、現在の鯖江市神明地区を拠点に創設された陸軍歩兵第36連隊の食事として兵士らに人気があったといいます。

佐々木拓哉アナウンサー:
「思ったよりピリッと辛め。カツレツはサクッとしていて軽く、エネルギーが湧いてきます」
  
戦後80年を迎え、平和の大切さを改めて認識してほしいと、去年12月に当時の味を再現しました。
  
当時のレシピを参考に再現し、具材には現代では珍しい「ネギ」が入っています。これは、当時「タマネギ」の入手が困難だったからだといわれています。


食べた人は―
 
「思ったよりもスパイスが効いていて刺激的でおいしかった。カレーの中にもお肉入っているのにカツも乗っていて贅沢だなと思う」
  
「36連隊は勇猛果敢な連隊だという話は父親から聞いていた。忘れられかけていた36連隊を思い浮かべた」
   
喫茶椀椀の田中さんは「130年前の味が、いまもおいしいと感じてもらえるのが嬉しい。鯖江に伝わってきたこの連隊カレーをより多くの方に食べてもらえたら」と話します。
  
「さばえ聯隊カレエ」は、毎月18日に30食限定で提供されています。

福井テレビ
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