18日未明に行われたミラノ・コルティナオリンピックのスピードスケート・女子団体パシュートで、長野県下諏訪町出身の野明花菜選手(21)がメンバー入りし、銅メダルを獲得。オリンピック初レースで大仕事をやり切りました。
準決勝でオランダに敗れ、アメリカとの3位決定戦にまわった日本。
野明選手が、初めてメンバー入りしました。オリンピック初レースはメダルをかけた大一番に。控えに回った堀川選手の思いも胸に、氷に立ちます。
先頭は高木美帆選手(31)、真ん中に野明選手、その後ろに佐藤綾乃選手(29)、3人が隊列を組みます。
野明選手はスタート直後にバランスを崩しましたが、すぐに立て直します。
終始アメリカをリードしてレースを進めた日本。
野明選手は終盤にもバランスを崩す場面がありましたが、しっかり最後まで滑り切りました。
初の大舞台で失敗が許されないという重圧を耐え抜きました。
レースの緊張から解放されると、涙ぐむ様子もー。
両親ともに1998年の長野オリンピックに出場した選手というスケート一家に育った野明選手。
両親が果たせなかったメダルの夢を実現しました。
女子団体パシュート「銅」・野明花菜選手:
「頭が真っ白ですごく緊張したんですけど、ミスも目立ってましたし、悔いは残るんですけど、先輩たちがつないでくれて立ったスタートラインだったので感謝しかないというか、自分の経験としてまた強くなって戻って来られたらいいかなって思っています」
テレビで観戦したという母親の三枝さんはー。
野明選手の母・三枝さん:
「とにかくミスをせずにゴールしてもらいたいという気持ちだったので、終わったときはメダルを取れたというよりも、大役を果たしてくれた気持ちでいっぱいで動けなくなった。周りの選手とかコーチたちが野明選手をちゃんとした状態で送り出してくれた。本当に感謝です。プレッシャーと対峙するのが精いっぱいだったと思うので、お疲れさまという一言」
銅メダル獲得を記念し下諏訪町役場には横断幕が掲示されました。
下諏訪町・宮坂徹町長:
「快挙、よかった、素晴らしい。決めるところで滑走して、感激しました」
オリンピック初レースで大仕事をやり切った野明選手。
21日に女子マススタートにも出場する予定です。