外交特権で、外交官ナンバーの車が駐車違反金を踏み倒している問題で、ロシアが、7年連続でワースト1位となったことが分かりました。
また、踏み倒しをやめる国との「二極化」が進んでいることも明らかとなりました。

外国の外交官ナンバーが日本国内で放置違反金を踏み倒している問題で、警察庁がまとめた最新の2024年度のリストをフジテレビが独自に入手しました。
72カ国が踏み倒した2793件のうち、ロシアは、1583件で圧倒的なワースト1位でした。

エジプトは、208件で、初めて2位となり、中国は194件で、3位でした。
5位はカザフスタン、6位ベラルーシ、同じく6位ウクライナ、8位キルギス、同じく8位がウズベキスタンと、いずれも旧ソ連諸国が上位に並び、ロシアを含め、ソ連を構成した国の多さが際立っています。
一連の報道を受け駐車違反は減少傾向にあるものの、特権に基づく踏み倒しはロシアが全体の56%を占め、7年連続で、圧倒的なワースト1位となりました。
一方、この間、ワースト上位の常連だったサウジアラビア、ハンガリー、アラブ首長国連邦などが、0件になったほか、韓国などが、1桁に減りました。
取材したフジテレビ報道局・調査報道統括チームの知野雄介記者は、「踏み倒しをやめる国とやめない国で『二極化』が進んでいる形です。このままで良いのか、いまだ、やめようとしない国に対しては、日本政府による強い対策が求められていると思います」と話しました。
ロシアは2025年、この問題を継続取材しているフジテレビの記者を入国禁止措置としていて、フジテレビは「報道に対する不当な圧力」としています。

7年連続でワースト1位となったことについて、ロシア大使館に質問状を送りましたが、担当者は「入国禁止措置にしている者の質問は受けない」と話しました。
