日本時間14日に行われたスノーボード男子ハーフパイプ決勝では、戸塚優斗選手(24)が連続でのトリプルコークを決めて金メダル、山田琉聖選手(19)が銅メダルと“W表彰台”を達成しました。

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「回転」よりも「独創性」…“誰とも被らない個性的なエア”

高回転のエアを次々と成功させ、ハイレベルな戦いとなりましたが、「サン!シャイン」が注目した選手は、初出場で銅メダルを獲得した山田琉聖選手です。

山田選手の強みとは?

<2月3日・オリンピック前会見より>
山田琉聖選手
「自分の持ち味でもある人と被らない独創的なルーティンが、オリンピックの決勝でできたら良いなと思います」

ハーフパイプの花形である回転数だけを追い求めることはしない「独創的なエア」

高さで魅せる「マックツイスト」を構成の軸に。回転した数は14.5回です。
4位に入った平野流佳選手の回転数19回と比較すると4.5回もの差が。

この少ない回転数でも評価されたことについて、スノーボードジャーナリスト・野上大介氏は次のように分析します。

スノーボードジャーナリスト・野上大介氏:
彼の代名詞でもある「ダブルマック1080」を3ヒット目に入れたというのもやっぱりポイントだったと思いますね。エアの高さと独創性、スノーボード本来のかっこよさを彼が体現してくれたみたいな感じです。
全世界中のスノーボーダーが、どのランが好きかと言ったら絶対、琉聖のランですね。

「独創性」を追い求める理由について、山田選手の技術面を支えるトレーナー・大橋一麻さんは…、

トレーナー・大橋一麻さん:
独創的な思考が一番彼の強みなのかなと思います。人がやらないトリックをやりたいっていうのを考えようとする思考がやっぱりすごいなと思って。

この“誰ともかぶらない個性的なエア”にこだわった結果こそが、銅メダルを獲得した要因だったのです。

山田琉聖選手(決勝後会見より):
一番好きな技だったり、ルーティンというのをこういう大会の場でやるっていうのが一番意識しているところでもあるので。
マックツイストという技が出せて表彰台に立てたことは自分なりに価値があるのかなと思います。

(「サン!シャイン」2月16日放送より)