厳しい寒さで水道管が破裂し、断水が続いている静岡県伊東市は2月13日に緊急会見を開き、市民に節水を呼びかけました。この寒さと続くカラカラ天気は野菜の生育にも影響を及ぼし、農家は頭を抱えています。

伊東市・杉本憲也 市長:
節水をお願いしたい。雨が少ない状況。入ってくる水が少ない状況にある。まずは節水をお願いしたい

緊急会見で市民に節水を呼びかけた伊東市の杉本憲也 市長。

伊東市では寒波の影響で水道管から各家庭に水を引き込む給水管が凍結して破損。

午前9時の時点では約4560世帯が断水していました。

こちらの高齢者施設では受水槽への水の供給が止まってしまったため、必要以上に水を使わないよう工夫しているといいます。

うさみの園・志太佐知江 施設長:
一番使うのが食洗器と洗濯なのでストップするために、使い捨ての食器にし、お風呂をきのう中止した

利用者への食事の提供は使い捨ての食器に切り替え、14日以降の入浴は状況を見て判断する予定で、水が不要なシャンプーも準備しています。

13日朝、一度は水の供給が再開されましたが再び止まったため、市に受水槽への給水を依頼しました。

市によると14日朝までに1930世帯の断水が解消される見通しですが、宇佐美地区の2630世帯については14日中の完全復旧は厳しい状況とみられています。

市は11カ所に給水所を設置しているほか、断水で困っている市民への入浴施設の無料開放や水道料金の減免などを検討しているということです。

農家・藤森守さん:
今年の市場出荷はゼロです。昨年の秋から雨量が少なく、12月に入って雨が1日降っただけでこういう状態で大きくならなかった

見せてくれたのは小さなカリフラワー。

富士市大淵のこちらの畑では例年12月にカリフラワーの収穫がピークを迎えますが、2026年は2月に入っても小さいままでした。

さらに…

農家・藤森守さん:
本当は真っ白。凍って溶けるとこうなる。主にここが水滴が多かった所

2月8日、東部や伊豆に大雪をもたらした寒波の影響でカリフラワーが凍り、斑点ができたり変色したりしてしまいました。

すべて規格外です。

農家・藤森守さん:
残念。すごく残念。これをトラクターで耕すのは悲しい。農家は手間がかかるのが普通でいろいろな面で災害はある。そこでくじけても仕方ない

藤森さんによると、周辺では6~7件の農家がカリフラワーを栽培していますが同じような被害が出ているということです。

30年に一度と言われる顕著な少雨に見舞われている県内。

気象台によりますと、県内の降水量は今後しばらくは平年並みか少なくなる見通しです。

テレビ静岡
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