仙台地検の古川支部に3000回以上に渡って電話をかけ、業務を妨害したなどの罪に問われている女の初公判が、2月12日、仙台地裁で開かれ、女は起訴内容を認めた。

偽計業務妨害などの罪に問われているのは、大崎市の飲食店従業員の女(62)。

起訴状などによると、被告は去年5月から11月にかけて、仙台地方検察庁古川支部に電話をかけ、無言電話や「間違えました」などと言って切るなどの電話を合わせて3056回にわたって繰り返し、業務を妨害した罪に問われている。

12日、仙台地裁で開かれた初公判で、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

続く冒頭陳述で検察は、被告が2023年1月に車検や自賠責保険の契約が切れた状態の軽自動車を運転した件で、仙台地検古川支部へ出頭せず、着信も拒否したと述べ、そのうえで、無言電話や偽名での電話を多い時で1日100件以上、数秒から数分おきに繰り返したと指摘した。

被告は被告人質問で犯行の動機を聞かれ、「自分の処分が不安になり電話をかけたが、怖くなり切ってしまった。パニック状態だった。」などと述べた。

検察は「犯行は常習的かつ悪質で、再犯が懸念される」などとして、拘禁刑2年を求刑した。
一方で弁護側は「自身の処分が不安だったという事情があり、2度としないと反省している。社会での更生が妥当」と罰金刑か執行猶予付きの判決を求めた。

判決は19日に言い渡される予定。

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。