北陸電力は志賀原発の事務所や発電所周辺の事業所で一部の火災感知器の点検を行っておらず、消防から是正通知書を受け取っていたと発表しました。

北陸電力によりますと志賀町の原子力発電所内にある事務所や発電所周辺の事業所など9棟で設置されている火災感知器の点検が行われていませんでした。

点検がされていなかったのは、約5000個のうち高さ10メートルほどの天井や天井裏などに設置されていた121個の火災感知器で、そのほとんどは、委託事業者が本来年2回行う感知器の感度を測定する点検をしていなかったということです。

先月末、北陸電力の職員が報告書を取りまとめるため委託事業者が作成した点検記録を確認したところ注釈で一部未実施と記載があり委託事業者への聞き取りで事態が発覚しました。今月3日、北陸電力が点検をしていなかったことを羽咋市の消防本部へ連絡し、今月10日、消防から速やかに対応するよう是正通知書を受け取ったということです。

北陸電力では、今月5日から12日までに121個全ての火災感知器で点検を終えています。

北陸電力原子力部原子力設備管理チーム総括 木下康博さん:
「今回の事案により地域の皆さまにご心配をおかけしたことに深くお詫び申し上げるとともに当社としましては通知書の内容を踏まえて適切に対応するとともに再発防止を着実に実施してまいりたいと思います。」

今後は、委託事業者からの報告を受ける際、点検リストを確認し再発防止を図るということです。

石川テレビ
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