「災害救助法」の適用に伴い対象となった市町村では、雪の片付けが急ピッチで進められている。一方、新庄市では身近な雪捨て場の「流雪溝」が使えない状態が続き、市民のイライラが募っている。
各地で進む除雪作業。
舟形町では「災害救助法」適用に伴う屋根の雪下ろしが進んでいる。
県は、大雪に見舞われた最上の全市町村と尾花沢市など計11市町村に、除雪費用を県と国が負担する「災害救助法」を適用した。
迅速さが求められるため、対象期間は原則10日間で、2月4日に適用された舟形町では13日の期限を前に作業が急ピッチで行われていた。
(舟形町民)
「とてもありがたい。今年はやっぱり雪が多くて、どこの家も雪のやり場がない中で、業者さんが来てくれるのはとてもありがたいことだと感謝している」
一方、新庄市は“思わぬ事態”に見舞われている。
(新庄市民)
「流れないのよ、流れないの。だから困っている。大雪が1週間あったでしょ、その時も水が全然来なくて」
なくてはならない雪捨て場「流雪溝」に水が来ていない。
発端は2025年12月中旬。
最上川の水をくみ上げて流雪溝へと送る水路で、「漏水」が見つかり取水がストップ。
市内の68カ所、約4600世帯が暮らす地域に十分な水が届かない状態が2カ月続いている。
(新庄市民)
「きょうは少し流れている。でもほとんど使えない。大雪の時は楽でなかった。みんなそうなんだけど、自分だけではない。市に『もう少し何とかしてください』と言っているけど順番があるよう。自分の所に水が来るのはいつになるのかわからない」
県は、水路の補修工事を終えるのは4月上旬と見込んでいる。
(新庄市民)
「業者に頼むにしてもお金がすごくかかる。だからこうやって水を溜めてどっと流れた所にまた雪を…。きょうは天気が良いから水は来ている方だけど、雪が多い時に来ないのが困る」
流雪溝が使えるようになるのは春。
新庄市民の疲労とイライラは増している。