おいしく食べるコツと保存法

米粉パンが焼けたら、おいしいうちに食べたいもの。最後までおいしく食べる秘訣をお教えます。

■パンが焼けた!でもちょっと待つのがお約束
オーブンから出したあつあつのパンの香りは格別!でも食べるのはちょっとだけ待って。熱いうちにナイフで切るとつぶれてねちょっとしてしまい、せっかくのふわふわ感が台なしに。

蒸すパン以外は10~15分、カンパーニュや食パンなどの大きなパンは1時間ほどおいて粗熱を取ってから食べるのがおすすめです。切るのは完全に冷めてからに。

『魔法の米粉パン』(扶桑社)より
『魔法の米粉パン』(扶桑社)より

■保存は冷凍で
当日食べない場合は、1個ずつラップで包んでファスナー付きの保存袋に入れ、冷凍するのがベスト。食べるときはラップをしたまま、電子レンジで温めます。

表面をカリッとさせたいパンは、さらにトースターで3分ほど焼きます。冷蔵は乾燥してかたくなるのでNG。

■当日食べるのがやっぱりいちばん!
米粉パンがいちばんおいしいのは、粗熱がとれてすぐ。パンが冷めたら、乾燥しないようにすぐにラップで包みます。

カンパーニュや食パンなどの大きくて水分が多く残っているパンは乾燥しにくいため、翌日にサンドイッチなどにするのもおすすめです。

『まるめてふっくら!魔法の米粉パン』(扶桑社)

鈴木あつこ
小麦粉、米粉を問わず、毎日パンを焼くほどのパン作り好き。パン教室「あつあつパン教室」を開くほか、パンの作り方を同名のYouTubeチャンネル「あつあつパン教室」やinstagramでも発信。パン作りをもっと気軽に簡単にできるように、日々試作を重ねている。

鈴木あつこ
鈴木あつこ

愛知県在住。毎日のように小麦粉パンを焼いて12年以上、米粉パンに夢中になって6年になる。誰でも簡単にお店みたいなパンが作れる「あつあつパン教室」を開催。YouTubeでもレシピ動画を公開し、簡単で作りやすいレシピが人気を呼んでいる。著書に『世界一作りやすい本格おうちパン』(KADOKAWA)、『お店みたいなあつあつ米粉パン』(扶桑社)がある。将来の夢は簡単でおいしい米粉パンを今よりもっとたくさんの方に知ってもらうこと。