ある銀行では50歳未満で健康であれば、がん保障が充実している団信に金利の上乗せなしで加入することができます。多くの銀行でこういった保障が充実している団信に金利の上乗せなしで加入するための年齢制限の基準を50歳未満としているので、50歳間近の方は特に気をつけましょう。

変動→固定の借り換えもあり。注意点も

一般的に変動金利から変動金利に借り換えるケースが多いようですが、変動金利の上昇がどうしても怖いというのであれば、固定金利に借り換えるのもよいでしょう。

これにより、利息は増えてしまいますが、借り換えたあとは金利の上昇を気にする必要がなくなります。なにより、固定金利にすれば返済額も一定になり、計画的に返済できるようになります。

ただ、金利は先に長期金利が変動し、後から変動金利が変動するという特性があります。「変動金利が上昇したから固定金利に借り換えよう」と思った時には、固定金利の金利は現在よりも大幅に金利が上がっている可能性があるので、借り換えは難しくなるでしょう。借り換えを検討するなら早いうち判断することが大切です。

家は人生の買い物の中でも大きな買い物です。変動金利、固定金利それぞれの特徴をよく理解して自分に合った金利タイプを選ぶようにしましょう。

高山一恵(たかやま・かずえ)
(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

高山一恵
高山一恵

(株)Money&You取締役。ファイナンシャルプランナー。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。
2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計190万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。