「基準金利」は、多くの銀行で「短期プライムレート」に1%上乗せした金利になっています。短期プライムレートとは、優良企業に対して1年未満に資金を貸し出す際に適用する最優遇貸出金利のことで、住宅ローンの変動金利に大きく影響します。

この短期プライムレートは、金融機関が独自に決定します。2026年5月時点の短期プライムレートは、2.125%程度になっている銀行が多いようです。

返済中に変動金利が上がるか確認する

上記の通り、「基準金利」は、多くの銀行で短期プライムレートに1%上乗せした金利になっているので、基準金利は3.125%程度となっています。

(イメージ)
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実際の適用金利は、基準金利から金利優遇幅を差し引いて求められるといいましたが、この金利優遇幅は、住宅ローンの審査時に決定され、完済時まで固定されます。金利優遇幅は2%程度としている金融機関が多いようです。ただし、実際どれくらいの金利優遇幅が受けられるかというのは、その方の収入や勤務先、勤続年数、購入物件などによって違います。

仮に基準金利が3.125%、金利優遇幅が2%程度とすると、変動金利の適用金利もいよいよ1%を超えてくるということです。実際、大手都市銀行やネット銀行の変動金利を見てみると、1%を超えています。

つまり、適用金利が上がるかどうかは、「基準金利」が上がるかどうかが影響するということになります。返済中に基準金利が上がれば適用金利が上がり、基準金利が下がれば適用金利も下がってきます。

固定金利の仕組み

では、一方で固定金利の動向はどうなっているのでしょうか。固定金利は、ローンの返済開始から完済まで金利が固定されます。