45年ぶりの大発見になるかもしれません。

オリーブ色の羽に、つぶらな瞳。
「新種の鳥類」として17日に発表されたばかりの「トカラムシクイ」という鳥。

発見されたのは鹿児島県のトカラ列島。
それもあって、「トカラムシクイ」と呼び名が提案されました。

45年ぶりに国内で発見された「新種の鳥類」です。

その45年前の1981年に発見された「新種の鳥類」といえば、「ヤンバルクイナ」です。

沖縄県北部の山原地域に生息し、日本で唯一飛べない鳥。
当時は“世紀の大発見”と呼ばれました。

森林総合研究所・関伸一主任研究員:
論文に新種として報告できたことをみんなで喜び合いました。

そして今回の「トカラムシクイ」ですが、元々は伊豆諸島に生息する「イイジマムシクイ」と同じ種類と考えられてきました。

しかし、生息地域が約1000km離れていることに疑問を持った研究チームが調べたところ、脚の長さやさえずりが異なり別の種類と分かったといいます。

森林総合研究所・関伸一主任研究員:
新しい(生物の)発見が、重要な地域の生物多様性の保全につながっていく研究になれば、成果になればなと。

「トカラムシクイ」は個体数が少ないため、研究チームは保護も呼びかけていくことにしています。