内閣府は2月の消費動向調査を発表した。今後半年間の消費者の購買意欲を示す「消費者態度指数」は1月から0.1ポイント上がり、3カ月連続のプラスだった。
新型コロナの感染が落ち着き、改善が続いているものの、1月、去年12月に比べ小幅な伸びにとどまる。
中でも「暮らし向き」は3か月ぶりにマイナスに転じている。また、一年後の物価見通しで「5%以上、上昇する」と予想する人が66.8%で、過去最高を更新した。
内閣府担当者は「食料品など価格が上がった品目が増え、消費者マインドに影響している」と分析している。