2月14日のバレンタインデーを前に各地のデパートなどでは、チョコレートをめぐる商戦が熱を帯びています。
物価高の影響が売る側にも買う側にも及ぶ中、2026年の「傾向」を取材しました。
超リアルな「最強の肉食恐竜」ティラノサウルスに、アフタヌーンティーがコンセプト。
米子市のデパート、米子しんまち天満屋。
1月21日に開設された「バレンタイン」の特設コーナーには、約110のブランドのチョコレートなど約660種類が並びました。
バレンタインデーと言えば、女性から男性に好意を伝える「特別な日」とされてきましたが…。
米子しんまち天満屋食品担当・瀬島周治課長:
近年では義理チョコの需要が大きく下がっている一方で、自身のご褒美や特別な方へのプレゼントとして特別なチョコレートの需要が高まっている。
楽しみ方が多様化、大切な人への贈り物や「自分へのご褒美」としてチョコレートやスイーツを楽しむ傾向が強まっています。
売り場では、2026年も海外の有名ブランドや人気パティシエが手がけた「特別」なチョコレートが人気ですが、その陰である困った事情も…。
米子しんまち天満屋食品担当・瀬島周治課長:
カカオの高騰からチョコレートの価格自体も2割くらい上がっていると実感している。
「カカオショック」!
チョコレートの原料、カカオの主要産地、西アフリカの異常気象などにより価格が高騰、供給も不安定となりチョコレートの価格も2025年に比べ2割ほど上がっているといいます。
こうした中、2026年に注目されているのが、ベトナムやタイなどアフリカ以外で生産されたカカオを使ったチョコレートです。
「出雲産」のチョコレート。
出雲市出身の男性がタイに開いた農園で栽培したカカオを使い、出雲市の洋菓子店の職人がチョコレートに仕上げました。
フレーバーは鳥取県産のいちじくの葉など中国地方でとれた3種類のフルーツ。
天満屋の限定販売商品です。
田淵木萌記者:
いちじくの葉っぱをまぶしたチョコレート、いただきます。チョコレートは柔らかいですが、濃厚な味わいで、口の中でイチジクの香りがぶわっと広がります。
また、クッキーの詰め合わせ。
絵本の人気キャラクターなどを型どったクッキーは小麦や卵、牛乳が使われず、アレルギーのあるなしに関わらず口にできます。
来店客:
絵本が好きなので買って帰りたいです。
チョコレートはまだ食べられないけど、クッキーだと結構食べられるのでいっしょに。
こうした、チョコレートを使わない焼き菓子も2026年は注目だということです。
米子しんまち天満屋食品担当・瀬島周治課長:
普段食べられないような品物を味わっていただければと思います。ぜひ特別な方へのプレゼント、自分へのご褒美にご利用いただければ。
この店では特設コーナーを2月15日まで開設、14日のバレンタインデーに向け、売り場はさらににぎわいそうです。