鳥取県米子市の神社に保管されている国の重要文化財の「石馬」、石製の馬の埴輪が特別公開されました。
「午年」ゆかりの新しいスポットとして観光客を呼び、1月の地震による観光への風評被害を跳ね返します。
米子市淀江町の天神垣神社、この日、収蔵庫から現れたのは、石でできた馬の埴輪「石馬」。
体長約150センチメートル、高さ約90センチメートル。
大山から産出される安山岩から削り出された馬の像で、国の重要文化財に指定されています。
以前は近くの古墳のそばに立てられていましたが、今はこの神社の収蔵庫で保管、劣化を防ぐため一般公開されていませんが、午年の2026年、期間限定で特別公開されることになりました。
鳥取県・平井知事:
この字を作るのに1週間かかりました。
鳥取県は2026年、「午年」にちなんで「馬取県」と改名、1月6日の地震による風評被害を跳ね返そうと新たな観光キャンペーンを展開しています。
「石馬」の特別公開もその一環で、馬とのつながりが深い名所としてPR、観光客の呼び込みを図ります。
鳥取県・平井知事:
お客さんの足も遠のいているようですけど、是非“馬取県”に改名した馬のふるさと鳥取県に来ていただければと思います。馬取けん。
天神垣神社の「石馬」は古墳に並べる副葬品として6世紀中頃から後半にかけて作られたとみられ、全国でもこれまでに見つかった3体のうちただひとつ、ほぼ完全な形で残っている貴重な文化財です。
鳥取県文化財局・東方仁史係長:
この上に腰を掛けて両足を向こう側に、そういう乗り方をしている鞍を表現しているのでは。
石馬に乗せられている鞍は「横乗り」用とみられ、女性が乗っていたことを表現した可能性もあるということです。
見学した人:
文化自体は古代の九州の文化だということで、ここにあるのはすごいです。しっかり見させていただきました。
見学した人:
昔は真っ赤に塗られていたそうで、それを想像すると神々しいなと思いました。
石馬は、暦の上で日の十二支が「午」にあたる日、2月13日と25日、それに土曜日曜・祝日の午の刻、正午から公開されます。