29日気象庁が発表した「雪に関する東京都情報」では、東京地方は29日昼過ぎから夜遅くにかけて雪や雨が降り、東京23区を含めて積雪となる所がある見込みとのことだ。
30日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、東京23区1センチ、多摩北部1センチ、多摩南部2センチ、多摩西部3センチとしている。さらに、予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、大雪となる可能性もあるとのことだ。
東京ほぼ快晴…本当に雪は降る?
29日昼時点で、東京はほぼ快晴、雲は全くない。本当に雪は降るのだろうか?
実は前兆は現れている。気象衛星が房総半島の沖に雲の塊をとらえていて、この雲の下では雨が降っている。
房総半島沖の雲は風がぶつかることによって湧き出た雲で、日本海から北陸、東海地方などを通って、伊豆諸島付近を通る西風と、日本海から東北地方を横切って南下する北風が房総半島沖で衝突して発生した雲だ。
この風の衝突が午後から関東の近くに移動するという筋書きだ。関東付近で雲が発生し、関東上空には寒気も入るため、関東で雪雲が発達する懸念がある。もしも降れば、雨よりも雪の可能性が高い。
ただ、スーパーコンピューターの予想では、最新の予想になるほど、雪予想が出ない状況になっている。東京の雪予報は、気温予想が外れることによって、雪予報が外れることが多い。このため、もしも積もった場合も考えて、対策を取って頂ければと思う。今後発表される最新の気象情報にも注意して頂きたい。
執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)
