東京大学大学院の教授が、共同研究で便宜を図る見返りに高級クラブなどで接待を受けたとして逮捕された事件。
関係者への取材により、接待を乱暴な口調で求める内容のやり取りが明らかになりました。
日本化粧品協会・関係者:
「お金を早く持ってこい」とか具体的に金額も…。
収賄の疑いで逮捕されたのは、東京大学大学院の教授で皮膚科医の佐藤伸一容疑者(62)。
部下だった46歳の元特任准教授の男も同様の疑いで書類送検されました。
みなし公務員にあたる2人。
日本化粧品協会との共同研究内容の選定などで便宜を図った見返りに、佐藤容疑者は180万円相当の接待を受けた疑いが持たれています。
佐藤容疑者らが共同研究を行っていたのはCBD(カンナビジオール)と呼ばれる物質です。
この物質を使った化粧品の販売を検討していた日本化粧品協会の代表理事が、権威を求めて佐藤容疑者と接触し、共同研究を要望したことから関係がスタートしました。
接待は研究を推進してもらうための見返りだったとみられています。
日本化粧品協会・関係者:
(佐藤容疑者らから)高級料理店のリストみたいなの送られてくるんです。基本的に地域は銀座を限定されていて、(1回の会食が)3人で行ったら大体10万円から15万円。(銀座のクラブでの)飲みが絶対50万円超えるようなイメージ。(これまでの支払総額は)約2000万円ぐらいですかね。
その後、元特任准教授の男が独立した際などに要求は金銭を強要する内容にエスカレートしたといいます。
日本化粧品協会・関係者:
簡単に言うと上納金。「ポケットに入るお金を持ってこい」ということです。具体的に金額も「1500万で祝っていたやつを1300万でいいでしょうね」とか…。
警視庁は佐藤容疑者の認否について明らかにしていません。