これから来週にかけて長期間大雪が続くおそれがあり、平地でも警報級大雪が5日以上続いて、総降雪量がかなり多くなる見込みだ。
気象庁が24時間降雪量について、近年見たことがない130cmと予想していて、これまでと違う大雪であると理解すべきだ。

今回の寒波は、今シーズンの中で最も強いが、それよりも長引くことが災害級だ。
過去の歴史的な豪雪も、大雪が長引いて豪雪になっているため、今回の「今季最長寒波」には十分な警戒が必要。

「JPCZ」と呼ばれる同じ場所に大雪をもたらす積乱雲列も発生する見込みだ。

JPCZは、21日(水)から山陰や近畿北部、その後、北陸にも現れる見込みで、近畿や東海などの太平洋側でも大雪になるところがある。
このあと、各地方の24時間降雪量を示すが、近畿や中国地方などで70cmが予想され、北陸では130cmを予想している。
これは、近年見たことがない数値で、それだけ気象庁が警戒を呼びかけていると受け取っていただきたい。

今後予想される24時間降雪量(多いところ 単位:cm)

     20日12時~21日12時  ~22日12時  ~23日12時
北海道      50        40      40
東北       70        70      70
関東甲信     20        40      20
北陸       60        100     130
東海       5         50      40
近畿       15        70      50
中国       20        70      40

下図は、日本気象協会が予想した23日午後6時までの72時間降雪量予想だ。
紫色の100cm以上の予想が、鳥取県・兵庫県・京都府・福井県・滋賀県・岐阜県にかかる。

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さらに、新潟県から東北地方の日本海側にも、紫色の100cm以上が予想されている。

積雪により、道路・鉄道・空港などに影響が予想されるので、出かける必要がある方は十分に対策してほしい。
執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)

三井良浩
三井良浩

気象キャスター、プロデューサーを経て、2024年にフジテレビを定年退職。現在、フジテレビ気象センターでシニアエキスパート勤務。モットーは、災害から国民の生命と財産を守るための情報を届ける。気象予報士。