れいわ新選組の山本太郎代表は21日、党の公式YouTubeチャンネルで、病気療養のため参議院議員を辞職する意向を明らかにした。

動画の中で山本氏は、「多発性骨髄腫、血液のがんの一歩手前だ」と明かした。

国立がん研究センターのホームページによると、多発性骨髄腫は、白血球の一種であるリンパ球のB細胞から分化した「形質細胞」ががん化して発症する血液がんだという。

「形質細胞」は本来、体内に侵入してきた病原菌やウイルスなどの異物と戦うためのタンパク質である「抗体」をつくり、感染や病気から体を守るものだが、がん化すると異物を攻撃する能力がない、役立たずの抗体(Mタンパク)をつくり続けてしまい、その役立たずの抗体が体内に蓄積することで、全身にさまざまな症状を引き起こすとしている。

形質細胞ががん化する疾患はいくつかあるが、最も代表的なものが多発性骨髄腫であり、日本での発症率は人口10万人あたり約6人とされ、すべてのがんの約1%、血液がんの約10%を占める。

若年層での発症はまれで、高齢になるほど発症数は増加し、今後も高齢化に伴い増えると予想されているという。

発症の原因は明確にはわかっていないものの、骨髄腫細胞にはさまざまな遺伝子異常や染色体異常が生じていることが知られており、症状は大きく「造血機能の低下」「Mタンパク増加による症状」「骨破壊による症状」の3つに分けられる。

初期には自覚症状がほとんどなく、健康診断の血液・尿検査で異常が見つかる場合が多い。

進行すると貧血、骨痛、骨折などの症状が現れるが、症状の出方には個人差が大きいという。

プライムオンライン編集部
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