テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「冬の気象用語」についてお伝えします。

20日は3月上旬並みの暖かさとなった宮崎市内ですが、21日にかけて上空には真冬並みの強い寒気が流れ込む見込みです。この「真冬並み」という言葉、よく耳にしますが、具体的にいつのことを指すのでしょうか?

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今回は、#Linkコメンテーターの土屋有さんのギモン「真冬並みって何?」「真冬っていつ?」という素朴な疑問をきっかけに、知っているようで知らない気象用語の定義について古山予報士が詳しく解説します。

「冬日」と「真冬日」の違いを知っていますか?

まずは、気温に関する2つの言葉「冬日」と「真冬日」の違いです。

■冬日(ふゆび)
「日最低気温が0℃未満の日」を指します。
1日のうち、どこかのタイミングで一度でも氷点下になれば、その日は「冬日」と呼ばれます。

■真冬日(まふゆび)
「日最高気温が0℃未満の日」を指します。
つまり、1日を通してずっと氷点下のまま、一度も0℃を超えない日のことです。氷が1日中溶けないような、非常に厳しい寒さの日を指します。

宮崎県内でも、22日は五ヶ瀬町で最高気温がマイナス2℃と予想されており、まさに「真冬日」となる見込みです。古山さんは「今季一番のウルトラ寒波がやってくる証明」と話し、水道管の凍結などへの注意を呼びかけました。

「真冬並み」の「真冬」はいつを指す?

次に、よく天気予報で使われる「真冬並み」という言葉の定義です。実は「冬日」と「真冬日」は気象庁で定義されていますが、「真冬並み」は定義されていません。今回はウェザーニューズ社の定義を説明していきます。

■真冬並み
「日平年値が年間で最も低い値を下回るとき」を指します。

宮崎市の場合、1年で最も寒さが厳しくなる(平年値が最も低くなる)のは1月20日から1月23日、24日にかけてです。この時期の平年値は12.6℃。この12.6℃を下回る気温のときに「真冬並みの寒さ」と表現されます。

宮崎市の21日以降の気温変化を見ると、24日にかけて最高気温がずっと12℃以下となる予想となっており、長期間にわたって「真冬並み」の寒さが続くことがわかります。特に23日の朝は宮崎市内でも氷点下が予想されており、体調管理に十分な注意が必要です。

(テレビ宮崎)

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