高市首相が衆議院解散の意向を与党幹部に伝え、野党が新党を結成した中で迎えたこの週末、各党の県組織では衆院選に向けた準備を活発化させました。
立憲民主党と公明党は結束を確認した一方、自民党は対決姿勢を強めています。
1月16日、政界に大きな衝撃をもたらした立憲民主党と公明党による新党結成。
これについて衆議院岩手2区選出で自民党の鈴木俊一幹事長は、17日に盛岡市で開かれた県連の選挙対策会議でこう述べました。
自民党 県連会長 鈴木俊一幹事長
「この政党が選挙目当ての政党であること、これはもう誰も否定できないと思う」
会議の中で、鈴木幹事長は高市首相が打ち出した「責任ある積極財政」などの新たな政策に触れながら解散総選挙の意義を強調するとともに、与党で過半数を確保すると支持者らに訴えました。
自民党 県連会長 鈴木俊一幹事長
「国の行く末をしっかり決めるような基本的政策が変更されたことについて、国民の信を問わなければならない」
「今、わが党は比較第一党ではあるが(連立組む)日本維新の会と合わせても衆議院でぎりぎり過半数となっている。今回の選挙を通じて政治の安定を取り戻さなければならない」
一方、立憲民主党の県連では17日に常任幹事会を開きました。
この中では新党「中道改革連合」を結成した公明党と衆院選に向けて結束を強めていくことや、未定となっている岩手2区の候補者について、人選を佐々木順一県連代表に一任し準備を進めることを確認しました。
立憲民主党 県連 岩渕誠幹事長
「高市政権に対抗する確かな機軸をつくり結集することが中道政治ということなので、お互いを尊重しながら勝利に向けて協力態勢ができればと考えている」
常任幹事会の後、立憲の県連は、盛岡市内の公明党県本部を訪問しました。
立憲民主党 県連 佐々木順一代表
「本日を契機に末永いお付き合いをお願いしたい」
両党の県組織の幹部らは、衆院選に向けた態勢づくりなどについて30分ほど協議しました。
公明党 県本部 小林正信代表
「中道改革のための結集を図らなければ大変な思いをする国民生活を支える政策や取り組みは進まないということだと思う。中道改革連合をしっかり勝たせていくと私も決意を新たにしたところ」
会談で立憲県連の佐々木代表は、「両党の県組織の選挙対策本部が両輪となって走りながら態勢を構築していく」と短期決戦に向け結束を強調しました。