高市首相が記者会見で、23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散する意向を正式に表明しました。
高市首相:
国民の皆さま、私は本日内閣総理大臣として、1月23日に衆議院を解散する決断を致しました。「高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか」今、主権者たる国民の皆さまに決めていただく、それしかない。そのように考えたからです。
解散の理由について高市首相は「解散というのは重い重い決断です。逃げないため先送りしないため、そして国民の皆さまとご一緒に「日本の進路」を決めるための決断です。私自身も内閣総理大臣としての進退をかけます。いまや連立政権の枠組みも変わりました。だからこそ『政治の側の都合』ではなく『国民の皆さまの意思』に正面から問いかける道を選びました」と説明しました。
また、会見では立憲・公明が結成した新党・中道改革連合が財源を確保したうえで、食料品の消費税を恒久的にゼロにすることを訴える中、高市首相は「現在、軽減税率が適用されている飲食料品については、2年間に限り消費税の対象としないこと。今後設置される『国民会議』において、財源やスケジュールのあり方など実現に向けた検討を加速します」と述べました。
日程については「1月27日公示、2月8日に投開票のスケジュールとすることで、速やかに総選挙を実施する考えです」と話しました。
真冬の選挙となる総選挙。
高市首相:
特に雪国の皆さまには足元の悪い中、投票所まで大変なご足労をいただきますことを恐縮に存じます。今回の選挙を「自分たちで未来をつくる選挙」と名付けました。「日本の未来は明るい」「日本にはチャンスがある」皆が自信を持ってそう言える、そう実感できる社会をつくりたい。
史上最短の選挙戦がいよいよ始まります。
青井実キャスター:
ここからはフジテレビ・高田圭太政治部長とともに見ていきます。注目されていた高市首相の会見、大義という部分はどうみました?
高田圭太政治部長:
やはり最初に大義のことを語ってスタートダッシュはきいていたと思います。なぜ今なのか、高市早苗が内閣総理大臣でいいのか。主権者たる国民の皆さまに決めていただくしかないと。そして私自身も内閣総理大臣の進退をかけると、そこは非常に今回、ここ一番気合入れたいというのが伝わってきたと。
宮司愛海キャスター:
それから注目されていた消費税率ですが、飲食料品について2年間に限って消費税はゼロにするという話がありました。これはどういった決断が背景にあったと思われますか?
高田圭太政治部長:
もともと、本当はやりたかったということで自身の悲願だという言い方をしました。そのうえであくまで維新との連立合意について国民会議においての実現への検討を加速ということで、そういったところを重視するという姿勢で野党と比べると少しそこは温度差はあるのかなと思います。与党としての責任もあると思うのでそうなるのは当然とは思います。
宮司愛海キャスター:
これまでは否定している場面も多くありましたが、急に変えたのは中道改革連合の打ち出しに合わせてというところが大きいんでしょうか。
高田圭太政治部長:
高市さんとしてはあくまで高市さんか、それとも野田さん斉藤さんなのかといったところで戦いたくて、こういった消費税みたいな争点はなるべく消したい部分があるのかなと思います。
青井実キャスター:
予算についての言及もありましたがどうでしょうか。
高田圭太政治部長:
予算の年度内成立が難しいことについて批判されていることについては気にしてるんだと思います。その点、暫定予算の編成が必要になるかもしれません。その点、教育無償化や高校無償化などについては、あらゆる努力をして実現していくということで影響を抑えるということを強調していました。
宮司愛海キャスター:
やはりこの選挙戦、消費税率ゼロが、一番大きな争点になりそうですか?
高田圭太政治部長:
まず中道改革連合については高市さんも疑問を感じざるを得ないと。やっぱり公明党がこの前まで与党だったのに立憲民主党と野党に回るのは疑問を感じざるを得ないと思います。その争点で高市さんはとにかく自分かそれともそれ以外の首相かと。野党はまずは自民党一強でいいのか、それとも今の伯仲だから政策が実現できているのではないか、というところを今後打ちだしていくとみられますし、これから消費税を含めた政策論争。実際にどうなのかというところが今後、期待されるところですね。