J1リーグへの復帰を果たしたV・ファーレン長崎が新シーズンに向けてスタートを切った。得点王の経歴を持つ新戦力を筆頭に、即戦力となる選手たちが加入し、沖縄キャンプへ。国内最高峰の舞台で戦うための体制が着々と整いつつある。
新キャプテンは山口蛍選手が2年連続
クラブは13日、2年連続で山口蛍選手がキャプテンを務めることを発表。
副キャプテンはゴールキーパーの後藤雅明選手とミッドフィルダーの翁長聖選手だ。
山口主将は「新しい選手が入ってきて、そういう選手たちの能力も生かしながら、今のチームに上手く組み込んでいかないといけないと思っている。この半年を上手く使いながら、次の移行したシーズンに向けて、いいチーム作りをしていけたらいいと思う」と話した。
元得点王チアゴサンタナ選手などJ1から補強
今シーズン、8年ぶりにJ1へ舞台を移すV・ファーレン長崎。
新たな戦いに向け、J1での経験が豊富な即戦力や将来が期待されるルーキーなど9選手が新たに加わった。
アビスパ福岡から加入 岩崎 悠人 選手(27):自分の持ち味はチームのために走ること、球際に負けないこと、チャンスクリエイトする部分でチームに貢献できるプレーをしたい。
アビスパ福岡から加入 波多野 豪 選手(27):レベルアップした形でこのチームに戻ることができてうれしい。今年は1試合も多くうれしいカンターレを歌うことができれば。
注目は浦和レッズから加入したチアゴ・サンタナ選手(32)だ。
彼の武器は左足から放たれる強烈なシュート。2021年から4シーズン連続で2桁ゴールを記録し、2022年シーズンにはJ1の得点王に輝いた実績を持つ。チームの新たな得点源として期待されている。
浦和レッズから加入 チアゴ・サンタナ 選手(32):大きなものを勝ち取るシーズンにしたい。来日5年、J1経験もあるので若い選手をサポートする。
スローガンは「長崎旋風」
平日夜に行われた新体制発表会には、約4000人のサポーターが集まった。
選手たちはクラブカラーの青を基調とした新ユニフォームで登場。
新加入の9人は客席側から登場して会場を沸かせた。
今シーズンのスローガンは「長崎旋風」。選手たちは8年ぶりとなるJ1の舞台での躍動を誓った。
マテウス・ジェズス選手は「まずは初戦を勝って最終的に優勝を目指していきたい」と力強く語り、櫛引一紀選手も「優勝目指してACLに出場して、長崎から世界に平和を発信できるように頑張るので皆さんも一緒に戦ってください」とサポーターに呼びかけた。
高木監督「雰囲気めちゃくちゃ良い」
翌日には、選手33人を含む総勢約60人で長崎市の諏訪神社を訪れ、必勝祈願を行った。
高木監督は、この時点ですでに手応えを感じていた。
「実は雰囲気がめちゃくちゃ良くて、長年、やってきて初めてだ。個々のよさをつなげていくのはこれから。雰囲気のよさをベースにチーム、個人のところを伸ばして大きな組織、チームにしたい」と話した。
24日まで沖縄キャンプ 新戦力が躍動
12日、沖縄県読谷村で、約2週間の沖縄キャンプが始まった。
新加入9人を含む選手33人とスタッフは、初日からミニゲーム形式も交えて1時間半ほど汗を流した。
澤田崇選手は「キャンプ初日だが新加入も多い中でいいコミュニケーションがとれた」と手応えを語った。
新加入の岩崎悠人選手も「チームの戦術に早くなじまないといけないし、様子をうかがうのではなくて、自分の持ち味を出して選手に自分のことを分かってもらうのが大事。開幕戦からチームの戦力になれるようしっかりやりたい」と決意を示した。
米田隼也選手は「去年から高木監督がやりたいこと、コンビネーションプレーが求められている。個人としてはひとりでチャンスをつくり、ゴールを決められる選手になりたい。臆することなく果敢にチャレンジしたい」と話した。
地元チームとのトレーニングマッチでは、新戦力が躍動した。J1元得点王チアゴサンタナ選手がゴールを決める場面もあった。
V・ファーレン長崎は2月6日、「明治安田J1百年構想リーグ」の初戦でサンフレッチェ広島とホームで対戦。ホーム2戦目のセレッソ大阪戦までチケットは完売で、ファンサポーターの期待の高さがうかがえる。
(テレビ長崎)
