宮城県名取市の県道で、逆走する車が目の前まで迫る瞬間が、ドライブレコーダーに記録されていた。

映像が撮影されたのは、1月3日午後3時半ごろ。場所は、名取市高舘熊野堂岩口下の県道で、見通しの良い片側2車線の直線道路だった。

画面の奥から現れたのは、白い乗用車。本来とは逆の方向から走ってきた車は、撮影者の車の数メートル手前で減速し、事故は免れた。

「まさか反対から来るとは…」

当時、買い物に向かう途中だったという撮影者の女性は、夫と2人で車に乗っていた。運転していたのは女性本人だ。

「赤信号が青に変わって、出発したばかりでした。まさか反対から車が来るとは思わなかった」

映像には、撮影者の車がすぐに停止し、逆走車がハンドルを切って道路脇の歩道側へ避ける様子が映っている。

「こちらがすぐクラクションを鳴らしました。たぶん、それで相手も“あっ”と気づいたんだと思います」

逆走車は、時速30~40キロほどで走っていたように見えたという。

「ごめんなさい、という仕草をしていた」

撮影者によると、逆走していたのは高齢とみられる男性で、車は県外ナンバーだった。

「手で“ごめんなさい”というような仕草をして、左の方へ曲がっていきました」

その後、逆走車は一度道路脇で止まり、しばらくしてから切り返して元のルートに戻ったように見えたという。

「本当にハラハラしました。夫と2人で“え?”って…」

見通しの良い道路で起きた逆走

現場は、昼間で視界も良く、交通量も少なくない県道だった。
撮影者は「どこから入ってきたのか分からない」と話しており、近くの交差点や周辺道路から誤って進入した可能性も考えられる。

正月三が日に起きた、“あわや”の逆走車との遭遇。
幸いにも事故にまでは至らなかった。

※本記事の映像は、事故防止と交通安全への注意喚起を目的に掲載しています。

仙台放送
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