新年を迎え、天皇陛下は「希望を持って歩んでいくことのできる良い年となることを祈ります」と文書で感想を寄せられました。
宮内庁が公開した新年の映像で、両陛下と愛子さまは2026年の干支の「午」にちなんだ各地の伝統工芸品を手に歓談されています。
陛下は新年の所感の中で、戦後80年の節目について、「戦中・戦後に人々が耐え忍んだ苦難と、人々のたゆみない努力により築き上げられた今日の我が国の平和の尊さに改めて思いを致すとともに、これまでの歩みを今後とも語り継いでいくことの大切さを心に刻みました」「対話を重ねながらお互いの理解に努め、努力していくことの大切さを感じます」と平和への願いを示されました。
また、相次ぐ自然災害や物価の上昇を案じ、「お互いを思いやり、支え合いながら、困難な状況を乗り越えていくことができるよう願っています」「新しい年が、我が国と世界の人々にとって、希望を持って歩んでいくことのできる良い年となることを祈ります」と記されました。
皇居では1日、「新年祝賀の儀」が行われ、秋篠宮家の長男・悠仁さまが初めて出席され、上皇ご夫妻は2日の「新年一般参賀」に参加される予定です。
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