天皇ご一家は21日、戦後80年にあたり開催された戦時中の写真展に足を運ばれた。

21日午後6時過ぎ、両陛下と愛子さまは東京・千代田区の昭和館を訪問された。

館内では、警視庁のカメラマンとして活動した石川光陽さんが、日中戦争が始まった1937年から終戦までに撮影した写真が特別に展示されている。

ご一家は、東京駅で行われた消火訓練や空襲後に撮影された写真などを見て回り、愛子さまは「訓練にはどのくらいの人数が」と質問された。

両陛下は「良い状態で残っているんですね」「貴重な資料ですね」などと述べられた。

その後、ご一家は戦争体験を語り継ぐ女性らと懇談し、愛子さまは「大切なことをなさっているんですね」と声をかけられたという。

2025年、両陛下は硫黄島、沖縄、広島、長崎へ「慰霊の旅」を重ねられ、今回のご訪問は戦後80年にあたる最後の行事となった。
(フジテレビ社会部)
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