自宅で93歳の父親の頭や顔を食器などで殴りけがをさせたとして嬉野市の61歳の男が傷害の疑いで逮捕されました。父親は自宅で死亡が確認されています。
逮捕されたのは、嬉野市塩田町に住む無職の61歳の男です。
男は12月初旬から26日までの間、自宅で、同居する93歳の父親の頭や顔を食器や拳で殴ったり胸や腰を踏みつけたりする暴行を加え、肋骨を折るなどのけがを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。
警察によると28日に男から連絡を受けて男の自宅を訪れた医師が父親の死亡を確認。
その後医師が「患者が冷たくなっている」と110番通報し事件が発覚しました。
調べに対して男は、「暴力をふるってけがをさせたことは間違いない。しかし、親父が骨折するほどの暴力をふるった覚えはありません」と容疑を一部否認しています。
警察は男の犯行の動機や、暴行と父親の死因との因果関係など調べを進めています。
