政党支部や議員の後援会など県内にある政治団体の2024年の政治資金は収入がおよそ7億8200万円で、3年ぶりに増加しました。
県選挙管理委員会によりますと、2024年の政治資金収支報告書を提出したのは県内にある658団体のうち639団体です。
収入の総額は前の年より12.3%増え、およそ7億8200万円で3年ぶりに増加しました。去年10月には衆院選があり政治活動が活発だったとみられています。
収入の内訳は、「寄付」がおよそ3億900万円と最も多く、次いで政党本部や支部からの「交付金」、「党費または会費」となっています。
政党別では、自民党がおよそ3億3500万円で最も多く、次いで立憲民主党、共産党となっています。また、政治資金パーティを開いたのは8つの団体で、収入はおよそ6475万円でした。
一方、支出の総額はおよそ7億400万円で、前の年より4.3%減少しました。
政治資金規正法では1年ごとに収支報告を届け出るよう義務付けられていますが、今回のまとめでは19団体が未提出だということです。
収支報告書は県選挙管理委員会のホームページで閲覧できます。