連日、仙台市内の住宅街でクマの目撃が相次ぐ中、12月28日も宮城野区の住宅街でクマが目撃されました。
警察によりますと、28日午前6時半ごろ、宮城野区東仙台1丁目の路上に体長1メートルほどのクマがいるのを、歩いていた人が見つけ、110番通報しました。
JR東仙台駅近くで住宅などが立ち並び、人の通りが多いエリアです。
けがをした人はおらず、建物などへの被害も確認されていません。
25日には、東仙台4丁目で県道を横切るクマをドライブレコーダーが捉えるなど、周辺での目撃情報が相次いでいます。
近くに住む人
Q朝クマが出た
「そうなんですか?夜帰り遅くなるときは周り気にしています」
仙台市青葉区の会社に設置された防犯カメラには、おととい夜、梅田川沿いを移動するクマが捉えられていて、同一個体が周辺の住宅街に出没している可能性があるとみられています。
このほかにも、27日夜から宮城県内では、クマの目撃通報が相次ぎました。
■27日
午後6時20分ごろ 大衡村駒場字戸口の路上
午後9時ごろ 泉区上谷刈字古堤の路上
午後9時20分ごろ 白石市鷹巣字高木坂の路上
■28日
午前9時ごろ 気仙沼市本吉町菅の路上
警察や宮城県などは、昼夜問わず、クマの行動ルートになる場所などに近づかないよう、注意を呼びかけています。