出演者は3歳から83歳までの95人。心を一つにして平和への思いを込めました。山鹿市の八千代座で音楽やダンスをコラボさせた舞台が上演されました。

【総合演出 葉山 悠介さん】
「音と舞がつながる平和の島、音舞島へようこそ」

山鹿市の八千代座で12月20日、『音舞(おとまい)シリーズ2025 平和を奏でる音楽祭』が上演されました。

熊本にゆかりのある芸術家などでつくる『WaiWai(ワイワイ)アーティストグループ』が開いたものです。

フルートやヴァイオリン、箏(こと)などといったさまざまな楽器による音楽とダンスのコラボが見どころで、オーディションの合格者など3歳から83歳までの計95人が出演しました。

熊本では特になじみ深い童謡『あんたがたどこさ』をアレンジした楽曲を初披露。

最高齢の出演者で『WaiWaiアーティストグループ』の顧問を務める森 義臣さんはきらびやかな衣装で登場しました。

また、『銀河鉄道999』では総合演出の葉山悠介さんを筆頭に、拍手を受けながら会場を盛り上げます。

さらに、クリスマスを控えていたこの日は、出演者たちが思い思いの衣装に身を包み、クリスマスソングも披露。笑顔はじけるステージとなりました。

終盤では、森さんが作詞した楽曲を来場者も一緒に歌い、会場が一つになりました。

【来場者】
「フルートの音もとてもきれいだったし、ダンスも音に合わせて体全体で表現されていて、妖精の国に入ったようなすてきな時間だった」
「ダンスも鳥や蝶のように舞っていて、子どもたちもかわいくて、とてもよかった」

【WaiWaiアーティストグループ 顧問 森 義臣さん】
「子供たちの表情が良かった。これが一番大きな成果だと思う。創作の場面をしっかり作り、芸術家が育ちながらも子どもたちも巻き込んで、子どもたちの文化も囲んでいきたい」

【総合演出 葉山 悠介さん】
「いろいろな音楽が集まって、そこに踊りが乗る楽しさを感じてもらい、楽しい気持ちが積み重なっていくことが平和につながると感じてほしくて。お客さんも一緒に旅をして平和や楽しみに気が付ければと演出した」

楽器の演奏や歌、ダンスといった芸術を通じて出演者だけでなく、観客250人の心もひとつに。平和な未来を願う一日となりました。

テレビ熊本
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