高齢者向けの食材製造などを手掛ける松江市の会社が工場を増設することになり、資金や人材確保への支援に向け、県や市と覚書を交わしました。
工場増設を計画しているのは、松江市のモルツウェルです。
資金や人材確保への支援に向け、島根県、松江市と覚書を交わしました。
モルツウェルは、高齢者施設向けの調理済み食材の製造などを手掛けていて、受注拡大に対応するため、松江市のソフトビジネスパーク島根にある本社の隣に新工場を建設します。
新工場の操業開始は、2027年2月の見込みで操業後3年間で新たに26人を雇用。
1日あたりの生産量を約2.5倍に増強する計画です。
モルツウェル・野津積社長:
若い子たちが活躍できる場をどうやって増やしていくかが、地域の中小企業の責任だと思っているので、雇用できるように事業を大きくしていきたい。
工場増設に伴う投資は、約21億円で県と市は人材確保支援のほか、設備投資に対する支援として合わせて約2億8000円を補助することにしています。