宍道湖特産のヤマトシジミが地域ならではの農林水産物や食品のブランドを守る「地理的表示・GI保護制度」に11月登録され、松江市の宍道湖漁協の組合長などが丸山知事に登録を報告しました。
丸山知事に届けられたのは宍道湖でとれたヤマトシジミ。
宍道湖漁協の渡部組合長などが県庁を訪れ、丸山知事に11月、宍道湖のシジミが「宍道湖産ヤマトシジミ・宍道湖しじみ」として「地理的表示・GI保護制度」に登録されたことを報告しました。
島根県・丸山知事:
酒蒸しにして食べたい。
GI保護制度は、地域ならではの農林水産物や食品のブランドを保護する国の制度で登録により今後、ほかの産地との差別化や模造品の流通防止などにつながることが期待されます。
山陰両県では「鳥取砂丘らっきょう」や「益田アムスメロン」などがすでに登録され、これが9件目です。
宍道湖漁業協同組合・渡部和夫組合長:
GIマーク登録された各地の産地の名産に負けないような「宍道湖産ヤマトシジミ」を消費者に届けたい。
宍道湖漁協では今後、GIマーク入りのパッケージの導入を進め、消費者や流通業者への認知度向上を図るとともに、資源保護や品質管理を一層徹底し、ブランド力の強化に取り組んでいきたいとしています。