アイリスオーヤマは、仙台・青葉まつりのために制作した、新しい山鉾の塗装作業を報道に公開しました。新しい山鉾が制作されたのは30年ぶりです。
杜の都の初夏の風物詩、仙台・青葉まつり。その最大の見どころが、まちを華やかな山鉾がめぐる時代絵巻巡行です。
アイリスオーヤマの新しい山鉾は、今年の祭りで初めて披露されましたが、まだ、塗装される前の「白木」と言われる状態でした。
12月10日は、宮城野区にある倉庫で、来年の祭りに向けて山鉾を塗装する作業が公開されました。
新しい山鉾が制作されるのは30年ぶりで、高さ5.6メートル、重さ7トンあります。
山鉾は五穀豊穣をイメージして制作され、10日は、屋根や車輪部分などに色が塗られていきました。
なかでもメインとなる朱色の塗装はつやが出るまで、10回ほど繰り返すということです。
アイリスオーヤマ渉外室 佐藤英明マネージャー
「五穀豊穣山鉾の名の通り、コメにフォーカスをして作らせていただいている。皆さんとともに仙台・青葉まつりを盛り上げていければと思うので、来年、ぜひ皆さんにご覧いただければと」
アイリスオーヤマによりますと、塗装作業は12月中に完了する見込みだということです。
その後、装飾物の取り付けなどが行われ、2026年2月に全ての作業を終える予定です。